ダイヤモンド富士

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富士山

ダイヤモンド富士

今迄最低限の説明しかなくて分かりにくかったことでしょう。
ダイヤモンド富士には2通りあって
一つは私のHPの様に比較的近くで撮り、富士山頂上の太陽とその光芒を写すもの。
もう一つはかなり遠くから超望遠レンズで撮る方法です。
後者は太陽が相対的に大きく写るのと、太陽は光芒を引かなくなります。
私は前者が好きなので今まで後者は撮っていませんでしたが、いずれ撮ろうと思います。

写真の解説をします。5,6,7,8,9枚羽というのは、レンズの絞りの枚数です。
「絞り」とはレンズを通る光の量を調節する(減らす)装置です。
1眼レフのレンズに絞りがありますが5~9枚数のうちのどれかです。
絞って光の通過量を減らして撮るのですが、ある程度しぼった時
絞りの形はどうしても円にならず円に近い多角形になります。
この多角形が5枚絞りなら5角形、6枚絞りなら6角形、7枚絞りなら7角形になります。
太陽光線がレンズに入り絞りを通過する際、多角形の角の所で光を引きます。
それが光芒となり太陽を中心に直線が引かれるわけです。
絞りの羽が偶数なら光芒の本数は絞りと同じ数。(6枚なら6本、8枚なら8本)
絞りの羽が奇数なら光芒の本数は絞りの倍となります。(5枚なら10本、7枚なら14本、9枚なら18本)
近年7枚羽のレンズが主流ですが、最近は9枚羽が増えています。
昔は多かった6枚羽のレンズは新品ではもう手に入らなくなりました。
また、5枚羽や8枚羽のレンズは、もともとあまり作られませんでした。
今回9枚羽のレンズを手に入れダイヤモンド富士を撮ってきました。
私は8枚羽レンズの8本の光芒が綺麗だと思いますが皆さんはどの光芒が綺麗だと思いますか。

5枚羽の光芒10本

6枚羽の光芒6本

7枚羽の光芒14本

8枚羽の光芒8本

9枚羽の光芒18本