物は言いよう、マイナンバーカード
「物は言いよう」という言葉がある。
NHKのニュースでは新型コロナ感染症の感染者数を「緩やかな増加傾向」と表現した。
NHKの示した感染者数を示すグラフのカーブは右肩上がりではあるが昨年より角度は緩い。
(しかも今は全数報告ではないのだから推定数だ。)
本当に緩やかなのだろうか?
NHKの意見ではなく感染症の専門家の意見として発表しているが
果たして全専門家がそのような甘い事を考えているのだろうか。
検査キットは普通に手に入るようになった。
どうしても仕事を休めない人は受診しない。
怖い病気ではないと思った人たちも受診しない。
受診者数が減りデーター上「緩やかな増加傾向」になったわけだ。
感染率を見ないと判断できないことになる。
ここ1~2週間、当院に発熱、喉の痛みなどの患者さんの来院数が増えた。
当院での新型コロナ検査は5類になってから施行率は低下しているが来院患者さんの数が増えたため、結局施行数は増えている。
そして最近当院での新型コロナ抗原検査の陽性率は50%を越えている。
昨年の夏の感染者数が多かった頃も50%を越えたことから、昨年のピーク時に近い感じになっている。
こんなに感染者が多いのに大きなニュースになってない。皆さん能天気だ。
新型コロナ感染症が変わったのではなく、扱いが5類に変わっただけだ。
私が糖尿病外来を行っている病院に毎週検査の陽性率を聞いているが5割から8割の間だ。流行していないわけがない。
感染者数の動向は以前のグラフを参考にする。昨年の夏を見てみると7月末から2週間以上ピーク状態が続いていた。
歴史は繰り返すと言ったら大げさな表現になるが実際の感染者数は繰り返す(多くなる)だろう。
つまり、もうピークの入口に入ったと予想される。
オミクロン株になってから重症化率は大幅に低下した。
経済を回す方を優先するために人が出歩くのを妨げるようなニュース報道を控えるようにしているのだろう。
こうなったら自衛するしかありません。マスクの着用です。時と場合を考えてつけたり外したりするのが良いでしょう。
人が多く集まるところや電車やバスに乗っている間のマスク着用は必須だと私は思う。
1週間くらい前にホ〇エモンがマスクをつけるという行為に対し文句をつけた。その人物をアホと私は認定した。
(もともと株操作をしていた人物だからデーターを読む必要はなかった。データーを解釈することができない。
自分がマスクをつけたくないから他人にもそうさせようとするアホ。SNSはアホ発見器だとはよく言ったものだ。)
マスクについて少しふれておこう。皆さん通常の紙マスクの構造を良く知っているだろうか。
たまに上下逆に付けている人がいるが、左右対称ではあるが上下対称ではない。
上側は針金?アルミ?の棒が(ノーズフィッターと呼ばれている)入っている方だ。
棒のある側を鼻に来る側にする。最初つける時に山型に曲げて鼻の形に合わせる。
そうすると、鼻の両脇から通る空気が減りマスクの役をする。
長時間、人が多く集まるところや電車やバスに乗らなければならないときどうするか。
普通のマスクで心配な人は、N95という高性能(高価)なマスク使った方が良い。
通常のマスクのフィルター部分の性能は千差万別だが、N95はとても優れている部分がある。
N95はゴムが強く密着感が強い。鼻の横の隙間がなく密閉されているので外気をそのまま吸い込むことはない。
当院でもマイナンバーカードの読み取り機が使えるようになり数カ月が経過した。
いつ頃からマイナンバーカードを保険証の代わりに使うという事を言い始めたのだろうか。
少なくとも最初そんな話はなかったはずだ。そこを少し考えて行きたい。
マイナンバーカード自体の普及率はずっと低かった。
普及率を上げるために誰かが無い知恵を絞った結果、
保険証と統合すればマイナンバーカード登録者が増えると浅知恵を出したのだろう。
浅知恵なので危険性を気づかない、もしくは気づかぬふりをしている。
結果、しわ寄せが来るのは我々国民なのだが。
私はマイナンバーと健康保険は別建てが望ましいと思っている。そこを少し掘り下げて行きたい。
患者さんのデーターベースという物があったなら紹介状の必要性が減る。
緊急に医療機関を受診した患者さんのデーターベースを参考にすることができるからだ。
外国のドラマでも実際そう使っているふりをしてドラマは成り立っているが、そうなっている国などないだろう。
電子カルテは日本国内だけでも軽く10社は作っている。すべて様式は異なり互換性はない。
これから各社とも少しずつ、すり合わせを行い最低限採血結果とレントゲン写真は共用できるようになって欲しいものだ。
その手始めとして特定健診のデーターベースを共用データーベースにしようという働きがあり
マイナンバーカードで部分的に運用され始める様だ。
この各個人の健康状態を医療機関でやり取りや共有することは良いことだと思う。
そこだけでとどめておいて欲しい。
個人情報を各医療機関でデーターのやり取りをしていれば、どこかで情報が洩れる可能性がある。
漏れたとしても健康情報だけでは悪用しにくい。
しかし、マイナンバーは個人の資産に関わる。印鑑証明その他書類を簡単に出せてしまうカードだ。
ひとたびサギに使われたら、それこそ身ぐるみはがされてしまう可能性がある。
分かりにくかったかもしれないのでもう一回言うが、
資産関係のマイナンバーと、名称はどうするか知らないが健康保険関係の2系統全く別の番号を発行し、
役所では前者のみを、医療機関では後者のみを運用するのが正しい運用の仕方で、そうなったら私も賛同する。
この二つを一つにしてしまっているマイナンバーは、サギ天国日本では危険極まりない。
ちなみに、マイナンバーカードがらみで起きた事件(サギも含む)に対し国は全く保証しないそうです。
マイナンバーを突き詰めてゆくと管理社会を突き詰めることになる。
遥か未来の超管理社会を描いたSF映画の中で私が知っているのは「ガタカ」と「マイノリティリポート」だ。
これらの映画では国(政府)と個人の関係ではプライバシーは存在しない。
ガタカでは少量の血液によって本人を特定する。何かあると少量の血液サンプルを採取し
本人を特定し個人情報を確認するという形をとっている。
作品的には「マイノリティリポート」の方が有名だ。主演はトム・クルーズだからね。(また見たくなった。)
街中そこら中にセンサーがあり歩行者の網膜を調べ、すぐ本人を特定する。
ちなみに、この映画の街並や住宅デザインは巨匠シド・ミードだ。
いずれも個人のプライバシーなどない世界だ。そんな世の中に住みたくない。
今回の替え歌:この歌手さん2度目の登場です。最近少しだけ話題になっています。
NHKのニュース 聞きながら
飛び乗った電車の中
危ないと知っているから マスクしない人を数える
夏は本番で気温が上がり マスク外し皆歩く
熱中症を予防する 目的と知ってて
オミクロン株 そしてみんなは
オミクロン株 気にしないようになった
夏の日差しが 強まるたびに マスクを外すようになった
オミクロン株 そして7月は
オミクロン株 感染の時
ほどきかけてる注意の心 ウィルスが飛び散るとき
会ってその人に伝えたい 感染はピークに入ったと
でもだめね気の弱さ くちびるも凍える
オミクロン株 そして厚生労働省は
オミクロン株 5類に変えた
もともとの株は 変わらないのに 扱いだけかえた
オミクロン株 そして7月は
オミクロン株 のどの痛み
めぐる季節の 色どりの中 一番流行る季節
使い始めたマイナンバーカード 明日返すわ
2万円もらったあと 返納の手続き
それがGood bye、good bye
マイナンバーカード そしてみんなは
マイナンバーカード 秋に利用者減った
私一人が 騙されたまま 残されるのは嫌
マイナンバーカード そして7月は
マイナンバーカード さよならの時
お役所でも医療機関でも 二度と利用することはない
NHKのニュースでは新型コロナ感染症の感染者数を「緩やかな増加傾向」と表現した。
NHKの示した感染者数を示すグラフのカーブは右肩上がりではあるが昨年より角度は緩い。
(しかも今は全数報告ではないのだから推定数だ。)
本当に緩やかなのだろうか?
NHKの意見ではなく感染症の専門家の意見として発表しているが
果たして全専門家がそのような甘い事を考えているのだろうか。
検査キットは普通に手に入るようになった。
どうしても仕事を休めない人は受診しない。
怖い病気ではないと思った人たちも受診しない。
受診者数が減りデーター上「緩やかな増加傾向」になったわけだ。
感染率を見ないと判断できないことになる。
ここ1~2週間、当院に発熱、喉の痛みなどの患者さんの来院数が増えた。
当院での新型コロナ検査は5類になってから施行率は低下しているが来院患者さんの数が増えたため、結局施行数は増えている。
そして最近当院での新型コロナ抗原検査の陽性率は50%を越えている。
昨年の夏の感染者数が多かった頃も50%を越えたことから、昨年のピーク時に近い感じになっている。
こんなに感染者が多いのに大きなニュースになってない。皆さん能天気だ。
新型コロナ感染症が変わったのではなく、扱いが5類に変わっただけだ。
私が糖尿病外来を行っている病院に毎週検査の陽性率を聞いているが5割から8割の間だ。流行していないわけがない。
感染者数の動向は以前のグラフを参考にする。昨年の夏を見てみると7月末から2週間以上ピーク状態が続いていた。
歴史は繰り返すと言ったら大げさな表現になるが実際の感染者数は繰り返す(多くなる)だろう。
つまり、もうピークの入口に入ったと予想される。
オミクロン株になってから重症化率は大幅に低下した。
経済を回す方を優先するために人が出歩くのを妨げるようなニュース報道を控えるようにしているのだろう。
こうなったら自衛するしかありません。マスクの着用です。時と場合を考えてつけたり外したりするのが良いでしょう。
人が多く集まるところや電車やバスに乗っている間のマスク着用は必須だと私は思う。
1週間くらい前にホ〇エモンがマスクをつけるという行為に対し文句をつけた。その人物をアホと私は認定した。
(もともと株操作をしていた人物だからデーターを読む必要はなかった。データーを解釈することができない。
自分がマスクをつけたくないから他人にもそうさせようとするアホ。SNSはアホ発見器だとはよく言ったものだ。)
マスクについて少しふれておこう。皆さん通常の紙マスクの構造を良く知っているだろうか。
たまに上下逆に付けている人がいるが、左右対称ではあるが上下対称ではない。
上側は針金?アルミ?の棒が(ノーズフィッターと呼ばれている)入っている方だ。
棒のある側を鼻に来る側にする。最初つける時に山型に曲げて鼻の形に合わせる。
そうすると、鼻の両脇から通る空気が減りマスクの役をする。
長時間、人が多く集まるところや電車やバスに乗らなければならないときどうするか。
普通のマスクで心配な人は、N95という高性能(高価)なマスク使った方が良い。
通常のマスクのフィルター部分の性能は千差万別だが、N95はとても優れている部分がある。
N95はゴムが強く密着感が強い。鼻の横の隙間がなく密閉されているので外気をそのまま吸い込むことはない。
当院でもマイナンバーカードの読み取り機が使えるようになり数カ月が経過した。
いつ頃からマイナンバーカードを保険証の代わりに使うという事を言い始めたのだろうか。
少なくとも最初そんな話はなかったはずだ。そこを少し考えて行きたい。
マイナンバーカード自体の普及率はずっと低かった。
普及率を上げるために誰かが無い知恵を絞った結果、
保険証と統合すればマイナンバーカード登録者が増えると浅知恵を出したのだろう。
浅知恵なので危険性を気づかない、もしくは気づかぬふりをしている。
結果、しわ寄せが来るのは我々国民なのだが。
私はマイナンバーと健康保険は別建てが望ましいと思っている。そこを少し掘り下げて行きたい。
患者さんのデーターベースという物があったなら紹介状の必要性が減る。
緊急に医療機関を受診した患者さんのデーターベースを参考にすることができるからだ。
外国のドラマでも実際そう使っているふりをしてドラマは成り立っているが、そうなっている国などないだろう。
電子カルテは日本国内だけでも軽く10社は作っている。すべて様式は異なり互換性はない。
これから各社とも少しずつ、すり合わせを行い最低限採血結果とレントゲン写真は共用できるようになって欲しいものだ。
その手始めとして特定健診のデーターベースを共用データーベースにしようという働きがあり
マイナンバーカードで部分的に運用され始める様だ。
この各個人の健康状態を医療機関でやり取りや共有することは良いことだと思う。
そこだけでとどめておいて欲しい。
個人情報を各医療機関でデーターのやり取りをしていれば、どこかで情報が洩れる可能性がある。
漏れたとしても健康情報だけでは悪用しにくい。
しかし、マイナンバーは個人の資産に関わる。印鑑証明その他書類を簡単に出せてしまうカードだ。
ひとたびサギに使われたら、それこそ身ぐるみはがされてしまう可能性がある。
分かりにくかったかもしれないのでもう一回言うが、
資産関係のマイナンバーと、名称はどうするか知らないが健康保険関係の2系統全く別の番号を発行し、
役所では前者のみを、医療機関では後者のみを運用するのが正しい運用の仕方で、そうなったら私も賛同する。
この二つを一つにしてしまっているマイナンバーは、サギ天国日本では危険極まりない。
ちなみに、マイナンバーカードがらみで起きた事件(サギも含む)に対し国は全く保証しないそうです。
マイナンバーを突き詰めてゆくと管理社会を突き詰めることになる。
遥か未来の超管理社会を描いたSF映画の中で私が知っているのは「ガタカ」と「マイノリティリポート」だ。
これらの映画では国(政府)と個人の関係ではプライバシーは存在しない。
ガタカでは少量の血液によって本人を特定する。何かあると少量の血液サンプルを採取し
本人を特定し個人情報を確認するという形をとっている。
作品的には「マイノリティリポート」の方が有名だ。主演はトム・クルーズだからね。(また見たくなった。)
街中そこら中にセンサーがあり歩行者の網膜を調べ、すぐ本人を特定する。
ちなみに、この映画の街並や住宅デザインは巨匠シド・ミードだ。
いずれも個人のプライバシーなどない世界だ。そんな世の中に住みたくない。
今回の替え歌:この歌手さん2度目の登場です。最近少しだけ話題になっています。
NHKのニュース 聞きながら
飛び乗った電車の中
危ないと知っているから マスクしない人を数える
夏は本番で気温が上がり マスク外し皆歩く
熱中症を予防する 目的と知ってて
オミクロン株 そしてみんなは
オミクロン株 気にしないようになった
夏の日差しが 強まるたびに マスクを外すようになった
オミクロン株 そして7月は
オミクロン株 感染の時
ほどきかけてる注意の心 ウィルスが飛び散るとき
会ってその人に伝えたい 感染はピークに入ったと
でもだめね気の弱さ くちびるも凍える
オミクロン株 そして厚生労働省は
オミクロン株 5類に変えた
もともとの株は 変わらないのに 扱いだけかえた
オミクロン株 そして7月は
オミクロン株 のどの痛み
めぐる季節の 色どりの中 一番流行る季節
使い始めたマイナンバーカード 明日返すわ
2万円もらったあと 返納の手続き
それがGood bye、good bye
マイナンバーカード そしてみんなは
マイナンバーカード 秋に利用者減った
私一人が 騙されたまま 残されるのは嫌
マイナンバーカード そして7月は
マイナンバーカード さよならの時
お役所でも医療機関でも 二度と利用することはない