地震そして

1月1日の地震は間が悪かったと思う。
年が明けてもう少し時間がたち日常が戻った時に地震が起きていたら、もう少し手際良くいろいろな手配ができただろう。
災害は待ってくれないという実例となった。
主な被災地の能登半島では道路が寸断され救援物資も届きにくいようだ。
10日以上たっても停電や水不足が続いている。
電気や水道等の災害に対し脆弱なインフラは一度被害があると復旧に時間がかかる。
丁度寒くなる時期で雪が降れば被災者の皆さんには更なる不便がおきそうだ。
関東にいる私たちは何の心配もなく電気や水が手に入ることを感謝しなければならない。
10年と少し前の東北の地震では津波が猛威を振るった。
今回の能登半島でも津波はあったものの、地震の次に津波が来るというイメージができていた為、
素早く避難することにより津波による直接の人的被害はなかったのだろう。
自宅が被害を受けた避難民は小学校や公民館などに寝泊まりしているそうだが、おそろしく寒いのではなかろうか。
いっぱい着込んで寝袋に入れば何とか眠れるぐらいの状態になるのだろうか。
私も寝袋を出して点検した。

大きな災害の時に医療はどうなるのだろう?
災害の中心地に近ければ近い程、病院の建物のダメージを受ける率が高くなる。
建物が無事だとしよう。でも停電や水道が止まったりすれば病院としての機能は十分果たせない。
入院患者さんに対するケアができなくなる。
外来はというと怪我人は救急病院を目指すので、外来は救急患者で溢れる。
怪我人が多ければガーゼや消毒薬等の消耗品はあっという間に減って行く。
それでも次々怪我人はやってくる。外来スタッフは休むことなく連続で働くことになる。
通常の外来業務ができるかどうか怪しい程の状態になるだろう。
それでも外来は動き続け消耗品がなくなるまで続き、消耗品がなくなったらそこで何もできなくなる。
東北大震災では医療自体が難しい状態になったという。とにかく物が足りなかった。
糖尿病治療について聞いた話では関東から大量にインスリンを送ったそうだ。
医療機関はすでに崩壊していたから、自分がどのインスリンを使っているか患者さんたちが自己申告して
届いたインスリンをそのまま無償で受け取り使っていたそうだ。
石川県の一部では今そうなっているに違いない。

地震によって救われてた人たちが永田町に多数いる。
国会議員のスキャンダルがおきると政治のニュースを放送する時間が長くなる。
それを減らす目的で芸能人が麻薬で逮捕されるのだが
地震のニュースがたくさん流れている為に麻薬芸能人たちは逮捕を免れている。
キックバックされたお金が入ってくるのに、その収入を一切明かさず受け取ったアホ派の議員たちはどうかしている。
政治には金がかかるなどと言う輩もいるが、それこそ変えていかなければならない部分だ。
あぶく銭を私用に回し贅沢三昧とはあきれてものが言えない。
誰が見ても脱税であることは明白なのに、「それでいいと思っていた」というアホ発言をしている。
脱税は悪質さ×金額で逮捕されるかどうか決まるようだが、
今回は悪質な高額脱税なので、この連中をドンドン逮捕して欲しいものだ。

パーティ券自体につき考えてみると、芸能人のファンクラブと似ていると思う。
ファンクラブ会員はコンサートチケットの入手のしやすさや推しのつもりでファンクラブ会費を払う。
パーティ券を購入するのは一種の献金と承知していて企業・個人が金を払っているのだからファンクラブと似たようなものだ。
でもパーティ券自体がどれほど違法かと考えるとそれだけなら違法性はなさそうだ。
会計としてはどうか。例えば色々な価格には常識的な価格というものがあり、それを大幅に逸脱すると不当と評価される。
高利貸などがその代表であろう。研究会やらなんかが2万円を超えると高すぎて、集金の要素が高いという印象になる。
直接の献金には総額やら色々な制約があるが、パーティ券はそうではない。
制約逃れとして利用される研究会の開催は、すればするほど集金の要素が高くなる。
さらに架空の○○研究会と称して実際の開催がなく集金だけで終わっている様なものまであるらしい。
そして開催費用を大きく上回る収入があるので大幅黒字となり、それがキックバックされた。
キックバックは自分への賄賂だと私は思うが法的にどう扱われるのか私は知らない。
でも、収入を隠し税金逃れを行ったことは間違いなく犯罪である。
今迄も100万を超える脱税は普通にTVニュースになって有罪となってきたことを思えば、
桁一つあるいはそれ以上の脱税をおこなった国会議員は逮捕の対象だ。
そんな輩は国会議員をすぐにでも罷免して欲しい。

やっと今年の自作カレンダーが完成しました。
昔は各薬屋さんが綺麗なカレンダーを持ってきてくれました。
薬屋さんがカレンダー製作から年々撤退し、昨年から1社もなくなりました。
その為昨年から絵入りのカレンダーを自作することにしました。
日付の部分がやっかいで前回も苦労しましたが、今回も苦労しました。
絵(写真)は新しいのを選ぶ暇がなく全く同じで作りました。
実費もかかるので希望者には野口英世で販売します。
作り置きしていないので、電話等であらかじめ言っておいていただくか次回のお渡しとなります。

前回の替え歌の答え合わせ:ゲゲゲの鬼太郎の主題歌です。
御存じの様にゲゲゲの鬼太郎は、最初「墓場の鬼太郎」としてスタートしたシュールなアニメでした。
テレビ化にあたって人間に悪さをする妖怪を退治するという形式に変わったのは良く知られています。
今回は新年1回目であるが品のない替え歌になってしまった。
安倍派国会議員が題材だから仕方ない。2番が思いつかなかったので1番だけです。
税金は少な目の 申告がいい
肴は税務署の 担当者
秘書は無口な ひとがいい
議員はぼんくら 仕事しない
しみじみ飲めば しみじみと
パーティだけを おこなってる
財布がポロリと 口を開けたら
溢れだすのさ 札束が

選挙区の応援者に深酒させてよ
いとしの福沢諭吉とよ 朝寝する アホ派議員