ワクチン接種先発薬後発薬選挙
今日は基本的に日常医療の話。
最近は政治の話ばっかりだったので今日は最後にその話が少しあるだけとします。
10月に入り2つの予防注射が始まった事をご存じだろうか?
一つはインフルエンザだ。もう一つは新型コロナだ。
まず、インフルエンザワクチンについて話そう。
毎年この時期の年中行事となっている。
10月1日からインフルエンザワクチン接種はもう始まっています。
当院も相当数のワクチンを準備してあるが、まだそれ程多く注射してはいない。
問い合わせは沢山うかがっているが、私からはいつもの様に待ったをかけている。
本格的に始めるにはまだ早いからだ。
今感染している人たちは局所的であり、ある会社、ある学校という単位でしか流行っていない。
本格的な流行は12月下旬からと予想されます。
2月にはそこそこ流行するはずで流行は3月まで続くかもしれない。
ワクチンの効果は半年持たないから、あまり早く打ちすぎると感染時期の最後の方で効果が落ちる。
この為、私の判断で本格的に打つのは11月にしようと思っていて皆さんにも待ってもらっている。
現在のインフルエンザワクチンは従来からの製法で作られており、製造には時間がかかる。
夏にウィルス学者さんたちが集まり、これから流行するであろう型を予想する。
その予想を元にA型2種類、B型2種類の計4つのウィルスに対応するように作られている。
この予測があたれば、予防効果は非常に高くなり、予測が外れれば予防効果は低くなる。
注射したのに罹患したという事例は流行予測が外れた時によく起こる。
ただし予測が外れたとしても注射しておいた方が感染が軽く済むというメリットはある。
今度は新型コロナワクチンについて話そう。
今期のワクチンから制度を含めいろいろ変わった。
まず65歳以上の方は、従来の100%補助金ではなく一部負担金3000円を払っていただき注射することになった。
60~64歳の方は大きな疾患の重度の進行のある方が対象で、やはり3000円を払っていただき注射する。
この2パターンが公費のワクチン注射だ。
59歳以下の人はどんな疾患があろうとも全額自費ということになった。
困ったことはワクチンを仕入れるときに公費用、自費用が全く別扱いされることだ。
これによって当院のような小さいところでは、なかなか自費用を準備することができない。
(10人とは言わないまでも7~8人まとめて申し込んでいただければ当院で自費用を準備することはできる)
前回まではファイザー社とモデルナ社の2社のほぼ独占であったが、
今回は5種類から選べるようになった。
しかし利便性では違いがある。
コミナティ(ファイザー製)だけが注射器につめてあって1人1本の使い切りになっており使い勝手が非常に良い。
この利便性が高いことからファイザーの独り勝ちになるだろう。
当院もファイザー製を準備している。
開始時期についてもインフルエンザと全く同じで10月1日から始まっている。
当院では私の方針で皆に待ってもらい11月になったら本格的に開始する。
当院では人数を把握するため予約にしていますが、1人1本使い切りだから日付の指定は不要です。
上記5種のワクチンのなかで一つ変わり種があり、そのワクチンはネット上で危険だと騒がれている。
原理を調べると危険とする考え方は勘違いであることがわかる。
こんな簡単な原理を理解できないで危険危険と騒ぐ人は自分の理解力のなさを公言しているようなものだ。
でも世間全体で勘違いしているので
ある病院でそのワクチンを使うと言ったら、うちたくないという人が続出するだろう。
風評被害とはこのようなことを言う。
しかし世の中にもっとレベルの低い人がいる。
当院に送り主の名前が書いていないFAXが届いた。
上記のワクチンが危険だ。そして新型コロナワクチン全てが危険だと書いてあった。
この人は病気にかかったらお祈りして治そうとするんだろうか。
それとも江戸時代あたりの医療を受けたいんですかね。
現代の医学・医療を享受しないのは自分勝手だが
その勘違いを他人に押し付けるのは間違っている。
10月に医療機関を受診し院外処方で薬をもらった人は
薬局での対応が今までと少し変わったことに気づいたはず。
今迄よりジェネリック薬を強く勧められたはず。
それでも先発薬を処方するよう頼んだら費用が余計にかかったはず。
これは10月からの医療制度の改変により起きた現象だ。
薬局では下記の文章がどこかに掲示されている。
「後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、
先発医薬品の処方を希望される場合は、特別の料金をお支払いいただきます。」
実際に先発医薬品を選んだら「特別の料金」の分の支払いが増えたはずです。
ただし、先発薬のすべてがその対象ではなく対象の薬を「長期掲載品」と呼んで
厚生労働省が指定している。
ここで先発医薬品と後発医薬品につき説明しておこう。
医療用医薬品は「先発医薬品」と「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」の2つに分類されている。
先発医薬品とは、莫大な開発費を使い新規に薬を創り販売を開始した薬だ。
売り出されて時間が経ち特許が切れた後に同一成分で売り出された薬を後発医薬品(ジェネリック医薬品)と呼ぶ。
厚生労働省は医療用医薬品は、先発医薬品とジェネリック医薬品の効果は同じと言っている。
医療費を減らしたい厚生労働省の立場では同じと言い張る(言い切る)しかない。
同レベルの物もあれば、効力が落ちるものもあるというのが本当のところだ。
後発医薬品(ジェネリック医薬品)について私がどう思っているか皆さん聞きたいだろう。
数値目標の薬、例えば血圧を下げる薬なら用量をあわせ所定の血圧に収めることができるのなら
目的を達成したことになります。つまり《後発医薬品(ジェネリック医薬品)》でも良いと思う。
ただし、どうしても先発医薬品を選びたい場合がある。
自分が抗がん剤を使ってもらう立場になった時、先発医薬品を使ってほしい。
J民党はアホ集団?石破さんの指示ではないと思うが裏金議員に選挙資金を提供したようだ。
公認する、しないをはっきりしないと駄目だね。
公認しないはずの元アホ派議員に2000万選挙資金を渡すなんてどうかしている。
私は石破さんを応戦したいと思っていました。
私の選挙区はアホ派が立候補していて嫌々ながらこの人物に投票するつもりでいたが
そんなことをした=反省が足りない
のだから、この人物に投票しないことにしました。
アホ派は一掃しても良い。
アベノミクスは普通に考えれば異常な政策だと気づくはず。(それを後押ししていたのがアホ派だ。)
国はいくら借金しても良いというのがアベノミクスだ。
実際、高市は何かあればすぐ国債と叫んでいた。
いくらでも借金しても良いなら私たち国民だってそうじゃありませんか。
私たち国民が自由に借金するのはダメで国はいくらでも借金して良いという意見は狂っている。
最近は政治の話ばっかりだったので今日は最後にその話が少しあるだけとします。
10月に入り2つの予防注射が始まった事をご存じだろうか?
一つはインフルエンザだ。もう一つは新型コロナだ。
まず、インフルエンザワクチンについて話そう。
毎年この時期の年中行事となっている。
10月1日からインフルエンザワクチン接種はもう始まっています。
当院も相当数のワクチンを準備してあるが、まだそれ程多く注射してはいない。
問い合わせは沢山うかがっているが、私からはいつもの様に待ったをかけている。
本格的に始めるにはまだ早いからだ。
今感染している人たちは局所的であり、ある会社、ある学校という単位でしか流行っていない。
本格的な流行は12月下旬からと予想されます。
2月にはそこそこ流行するはずで流行は3月まで続くかもしれない。
ワクチンの効果は半年持たないから、あまり早く打ちすぎると感染時期の最後の方で効果が落ちる。
この為、私の判断で本格的に打つのは11月にしようと思っていて皆さんにも待ってもらっている。
現在のインフルエンザワクチンは従来からの製法で作られており、製造には時間がかかる。
夏にウィルス学者さんたちが集まり、これから流行するであろう型を予想する。
その予想を元にA型2種類、B型2種類の計4つのウィルスに対応するように作られている。
この予測があたれば、予防効果は非常に高くなり、予測が外れれば予防効果は低くなる。
注射したのに罹患したという事例は流行予測が外れた時によく起こる。
ただし予測が外れたとしても注射しておいた方が感染が軽く済むというメリットはある。
今度は新型コロナワクチンについて話そう。
今期のワクチンから制度を含めいろいろ変わった。
まず65歳以上の方は、従来の100%補助金ではなく一部負担金3000円を払っていただき注射することになった。
60~64歳の方は大きな疾患の重度の進行のある方が対象で、やはり3000円を払っていただき注射する。
この2パターンが公費のワクチン注射だ。
59歳以下の人はどんな疾患があろうとも全額自費ということになった。
困ったことはワクチンを仕入れるときに公費用、自費用が全く別扱いされることだ。
これによって当院のような小さいところでは、なかなか自費用を準備することができない。
(10人とは言わないまでも7~8人まとめて申し込んでいただければ当院で自費用を準備することはできる)
前回まではファイザー社とモデルナ社の2社のほぼ独占であったが、
今回は5種類から選べるようになった。
しかし利便性では違いがある。
コミナティ(ファイザー製)だけが注射器につめてあって1人1本の使い切りになっており使い勝手が非常に良い。
この利便性が高いことからファイザーの独り勝ちになるだろう。
当院もファイザー製を準備している。
開始時期についてもインフルエンザと全く同じで10月1日から始まっている。
当院では私の方針で皆に待ってもらい11月になったら本格的に開始する。
当院では人数を把握するため予約にしていますが、1人1本使い切りだから日付の指定は不要です。
上記5種のワクチンのなかで一つ変わり種があり、そのワクチンはネット上で危険だと騒がれている。
原理を調べると危険とする考え方は勘違いであることがわかる。
こんな簡単な原理を理解できないで危険危険と騒ぐ人は自分の理解力のなさを公言しているようなものだ。
でも世間全体で勘違いしているので
ある病院でそのワクチンを使うと言ったら、うちたくないという人が続出するだろう。
風評被害とはこのようなことを言う。
しかし世の中にもっとレベルの低い人がいる。
当院に送り主の名前が書いていないFAXが届いた。
上記のワクチンが危険だ。そして新型コロナワクチン全てが危険だと書いてあった。
この人は病気にかかったらお祈りして治そうとするんだろうか。
それとも江戸時代あたりの医療を受けたいんですかね。
現代の医学・医療を享受しないのは自分勝手だが
その勘違いを他人に押し付けるのは間違っている。
10月に医療機関を受診し院外処方で薬をもらった人は
薬局での対応が今までと少し変わったことに気づいたはず。
今迄よりジェネリック薬を強く勧められたはず。
それでも先発薬を処方するよう頼んだら費用が余計にかかったはず。
これは10月からの医療制度の改変により起きた現象だ。
薬局では下記の文章がどこかに掲示されている。
「後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、
先発医薬品の処方を希望される場合は、特別の料金をお支払いいただきます。」
実際に先発医薬品を選んだら「特別の料金」の分の支払いが増えたはずです。
ただし、先発薬のすべてがその対象ではなく対象の薬を「長期掲載品」と呼んで
厚生労働省が指定している。
ここで先発医薬品と後発医薬品につき説明しておこう。
医療用医薬品は「先発医薬品」と「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」の2つに分類されている。
先発医薬品とは、莫大な開発費を使い新規に薬を創り販売を開始した薬だ。
売り出されて時間が経ち特許が切れた後に同一成分で売り出された薬を後発医薬品(ジェネリック医薬品)と呼ぶ。
厚生労働省は医療用医薬品は、先発医薬品とジェネリック医薬品の効果は同じと言っている。
医療費を減らしたい厚生労働省の立場では同じと言い張る(言い切る)しかない。
同レベルの物もあれば、効力が落ちるものもあるというのが本当のところだ。
後発医薬品(ジェネリック医薬品)について私がどう思っているか皆さん聞きたいだろう。
数値目標の薬、例えば血圧を下げる薬なら用量をあわせ所定の血圧に収めることができるのなら
目的を達成したことになります。つまり《後発医薬品(ジェネリック医薬品)》でも良いと思う。
ただし、どうしても先発医薬品を選びたい場合がある。
自分が抗がん剤を使ってもらう立場になった時、先発医薬品を使ってほしい。
J民党はアホ集団?石破さんの指示ではないと思うが裏金議員に選挙資金を提供したようだ。
公認する、しないをはっきりしないと駄目だね。
公認しないはずの元アホ派議員に2000万選挙資金を渡すなんてどうかしている。
私は石破さんを応戦したいと思っていました。
私の選挙区はアホ派が立候補していて嫌々ながらこの人物に投票するつもりでいたが
そんなことをした=反省が足りない
のだから、この人物に投票しないことにしました。
アホ派は一掃しても良い。
アベノミクスは普通に考えれば異常な政策だと気づくはず。(それを後押ししていたのがアホ派だ。)
国はいくら借金しても良いというのがアベノミクスだ。
実際、高市は何かあればすぐ国債と叫んでいた。
いくらでも借金しても良いなら私たち国民だってそうじゃありませんか。
私たち国民が自由に借金するのはダメで国はいくらでも借金して良いという意見は狂っている。