T1採点とトランプ

昔は小泉チルドレンと呼ばれた子供たちがいた。
今の国会にもチルドレン、つまり子供たちがいる。
チルドレンがいるからには親がいる。
子供が小さいときは親の言葉や指示を鵜呑みにして、そして見て覚えるのだが、
悪い所も見てまねる。今の親たちは国会チルドレンたちにどう見えているのか。
私が時々引用する銀河英雄伝説は民主主義と独裁主義の姿を色々な形で現している。
そして愚かな首班が国を亡ぼす様も描かれている。
民主主義国家で国民がアホな首脳や議員を選んだ場合、
かくも弱体化するのだと示している。

今の日本のアタマはどうなっているか?
「首相の仕事とは」と検索すると、だいたい5つの仕事が検索できた。
(1)内閣を構成する各大臣を任命する
(2)国策を決定し実行する(予算決定を含む)
(3)国会の運営、国民への説明、法律の制定
(4)他国との外交交渉
(5)自衛隊の最高司令官、災害時の指揮官
現在の高市がどうであるか順番に検証してゆこう。

(1)妥当な人選と思われる人物もいるが、辞めさせたほうが良い人もいる。
最も辞めさせるべきは総理本人ではあるが2番目は農田林水産大臣だ。
農田林水産大臣は米価格を下げる政策をしないと公言している。
昨年は米不足に便乗し卸が普段より多めに中間マージンを取ったにちがいない。
コメの流通経路を単純化すれば、それだけで米価格は下げられる。
具体的には最初の卸、次の卸、そして次の卸と綿々と直列(縦)につながる構造を
横に並び替えて行けば中間マージンを取られる回数が減り米価格は下がる。
JAその他の猛反対にあうだろうが流通路の並列化をしない限り米価格は下がらない。
前大臣の時、最大で5箇所の卸を経てから米が届くという報告があった。
この縦の流れを横に変える必要がある。
こんな単純な事を誰も言い出さない。
石破さんの頃は米価格の高騰の現状を把握するところで終わったので、
小泉大臣を留任して今度は対策をさせるべきだった。
高市の人選ミス。

(2)責任ある積極財政というウソをいつまでも言っている。
責任ある積極財政とは「白い黒」と言っているようなものだ。
積極財政=放漫財政
と言っても過言ではない。
高市は安倍の後継者と自称している。
元首相の安倍は国の予算を無駄遣いして過剰に国債を増やした
<国債を増やす=国力低下だと私は思っている。>
上記理由で国債を積極的に増やした元安倍首相は国賊だと私は思っている。
高市は、アベノミクス=サナエノミクス
を実行しようとしているのだから、同じことをする高市も国賊だ。
ただ、高市の行うすべてが間違っているとまでは言わない。
日本の強みとなる所を延ばそうという姿勢だけは正しい。

高市の首相としての資質はどうなのか?
高市の考えでは、外為特会は円安でホクホクなのだそうだ。
そもそも外為特会は普段何に使う金なのか。
外為特会の使い道は日銀が円安時に介入するための資金源といって良い。
いざという時に使う金であって使わなくてすめばそれに越したことはない。
普段は使わないカネなので利益を出すことはない。
つまり円安になっても何の利益もでない。
使って利益を出して初めてホクホクなのだ。
高市の発言は「とらぬ狸の皮算用」だ。
円安でホクホクと言った高市は経済のことを全く知らない素人だ。
そして高市は「円安は輸入食品の高騰をはじめとして
日常生活を圧迫する」事すら理解していない。
経済のごく初歩を何も知らない。
だから責任ある積極財政などと戯言を言う。
こんな経済素人が予算の原案を策定するんですよ。

日銀の植田総裁と会見して金利の上昇は困ると発言したそうだ。
金利上昇は自分が仕掛ける放漫財政が原因なのだから、
自分の考え方や行為を改めれば金利は上げなくて済む。
この点でも一国の宰相がとんでもない経済オンチ。

(3)先の衆議院解散は自分の我儘で行ったものだ。
旧安倍派落選議員に選挙の機会を与え再び当選させることが最優先であった。
だからJ民党議員の数が現状維持であれば合格ラインと公言した。
今回勘違いした多数の国民の支持によってJ民党が圧勝してしまった。
国民に対しウソの説明をして、白紙委任状を獲得した。
J民党内部に対しても旧安倍派議員の支持とチルドレンの支持があり
この2つを合計すればああそう派を上回った。
もう維新の力を借りる必要もなく自分のワガママが通せて言いたい放題。
日本は民主主義国家の体をなしていない。独裁国家への道を進んだ。

(4)台湾有事のことを軽々しく口にして中国を敵に回した。
いち国会議員の発言と首相の発言では重みが違う事を知らないアホ。
有耶無耶にしておかなければならないことが沢山あるという常識を知らない。
強気の発言ではありません。無知の発言です。
数か月は備蓄ですむだろうが、これからレアアース不足で産業界が苦労する。
ひいては日本の国全体に迷惑がかかる。
でも今さら訂正はできません。訂正したら台湾に迷惑をかけます。
この手づまりを迷惑をかけずに解消する手段は発言の訂正ではありません。
辞任しか残されていません。

高市は米国の顔色を窺ってイランだけを軽々に非難した。思慮がない。
高市は日本とイランの2国間の歴史を知らなかった。
先進国のなかで日本は比較的親イランだった。何十年間もそういう関係だった。
対話のパイプがある程度ではあったが、米国やほかの国ほど敵対していなかった。
今、フランスやロシアや中国がイランと米国の間を取り持とうとしてきているが
高市が一方的にイランを非難しなければ、これら3国より日本は少ししマシな立場で
イランと米国の停戦交渉の仲介をすることが出来たはずだ。
戦争が長引きそうな気配を見せる中、早く戦争を終わらせたいトランプにしてみれば
仲介する方が中途半端にイランを非難するより米国の助けになったはずだ。
(繰り返すが、先進国の中では日本だけが停戦の仲介を出来たかもしれなかった。)
しかし、日本が数十年かけて築いたイランとの弱い絆を高市はぶち壊した。
現体制が続こうが新体制になろうがイランはこれから親日ではなくなる。

米国に係る事柄について、高市は米国の下僕として発言した。
もっとバランスをとらなければならないのに米国一辺倒を続けている。
トランプの女と揶揄されて当然だ。
このままだと数年後に大やけどをおう可能性が高い。
何故なら、トランプはやりたい放題しているので米国民に嫌われ始めている。
次のアメリカ大統領選挙で共和党は惨敗するだろう。
大統領選で民主党が勝ったら日本は梯子を外された状態で国際的に孤立する。
この点、国賊安倍はアメリカ寄りではあったがバランスをうまくとっていた。
(安倍の日本の国内政策は0点だったが、外交について私は高評価をしていた。)

(5)自衛隊の最高司令官、災害時の指揮官としては今のところ未知数だ。
ただし、高市はこの立場に浮かれていることは間違いない。
10日前ここまで書き終わっていて、公開が遅れていたら
イラン状況がどんどん変化して予断を許さなくなってきました。
その為追加で書き足しています。
ホルムズ海峡の件は日本の対応が各国の基準になるかもしれないと言われていた
外国に艦艇を出せと言い続けたトランプは突然艦艇を出さなくて良いと言い出した。
2転3転したトランプの発言ではあるが、本心は艦艇を出せと思っているに違いない。
大勢の米国マスゴミの面前で艦艇の派遣をどう切り出すのか?
その時高市は断わるのか?
高市は断らず嬉々として受け入れるだろうか?
米中会談が延期となった今、結果的に高市は米国に行かない方が良かったのだが...
何らかの米国に行けないような緊急事態がおきて、
訪米が延期になった方が日本の国益にかなうだろう。

原油の輸入が大事であることを認識している私としては、
賛否を問われれば自衛隊を派遣する方が正しいと思います。
ただし、私だったら会談で派遣の話が出たらその前に質問しますと言い、
この戦争の正当性につき正式な説明を求めます。
納得できる説明がなければ態度保留すべきでしょう。
そして日本が受け入れる際の態度として日本の為に行くのだとはっきりいう事。
そして早く停戦する様トランプに言わなければならない。
でも、トランプのイエスウーマンである高市は、大事なことは何も言わないだろう。
紛争地に自衛隊を送る前には国会の審議か日本の法律の改正を行う必要がある。
何故なら今の法律では自衛隊を送ることは非常にハードルが高いのだから。
今回「海上警備行動」が出動理由として何とか当てはまるが、
現行法では日本籍の船を護衛できても他国の船が襲われた場合何もできないらしい。
襲撃を見て何もしなければ世界から非難されることは間違いない。
そんなことなら行かない方がましだ。
現場の司令官に行動・裁量の自由を与えないで
何かあったら現場に責任を押し付けるという状態になるだろう。

高市がどれほど無知であるかわかりましたか?
総理として、いや政治家として知っておかなければならない沢山の常識を知らない。
頭の中はスッカラカンで昔からの流れも知らない。
あるのは安倍の虚像で、それを追いかけているだけ。
アホでない人なら黙るべき所を、高市はアホだからはっきり言ってしまうんですよ。
こんな人物が日本の首相なんですよ。
更に悪いことに、漏れ聞くところによると高市は他の人のいう事を聞かないそうだ。
自分の信念を貫くって聞こえは良いけど、それを人の意見を聞かない理由にしたら
それはただの一人よがりだ。
J民党の中では唯我独尊であるが、
知識がないのに自分だけで政策を決定しようとするらしい。

最後にナゼ今アメリカはさんざん戦争を仕掛けているのかわかりますか?
仕掛けることが出来ると言った方が分かりやすい。
つまり他国の事情によって今なのだ。
ロシアはウクライナとの戦争でこれ以上手を広げることはできない。
中国はつい最近になって軍の上層部を多数更迭したばかりで統制が取れていない。
つまり、ロシアと中国が実力行使をすることが出来ない今が米国のチャンスなのだ。
そう考えればイラン戦争がもし長期化した場合、
(トランプのことなので長期化はないと思うが)
中国が表立ってロシアから大量の原油を買い付けて戦争が出来る状態になったら
台湾に攻め込む可能性がある。
手一杯の米国は日本に「日本の自衛隊だけで対応しなさい」と言う可能性がある。
つまり台湾海峡でC国と自衛隊が直接対峙する可能性がでてくる。
高市が台湾有事につき余計なことを言った為に
日本はそういう立場に置かれてしまった。
この可能性は知っておいた方が良い。


今回はドツボにはまったトランプのことを替え歌にした
タイミング悪く、高市がわざわざトランプに会いに行く
カモがネギしょって行くことになるのだろうか。

時は忍び足で トランプを横切るの
もう話す言葉は2転3転
あっけないイラク戦争 ホルムズ海峡封鎖
蝶の様に跳ねる 他国を見た
良しと言わない 艦艇の派遣を
文句言いつつ考えていた
ディールってよくわからないけど 傷つく感じが素敵
笑っちゃう 戦争の止め方も知らない
79年も生きて来たのにね

深入りするなよと ため息の淵から
おもいきりXに 文句書く
日本との会談 マスゴミの前面
意地悪して 関税あげるとさ
ドアを開いて 独り テーブルへ
あなたの声で 背中を見ていて

ディールってよくわからないけど 深呼吸 不思議な気分
わかってる 昨日の2転3転より
少しだけ落ち着いたこと

笑っちゃう 戦争の止め方も知らない
79年も生きて来たのにね 生きて来たのにね