判官びいきかhorse deerか

COTYが12月10日に発表されました。COTYとは日本カーオブザイヤーのことです。
今回、日本カーオブザイヤーは前々回けなした電気自動車が受賞した。
電気自動車じゃないよ。電池自動車だよ。
電池自体とそれが必要とする電力の両方が環境問題にそぐわないから以下は電池自動車と書く。
今日は電池自動車のもう一つの闇を暴きます。
10月下旬に発表された今年の冬の電力供給事情はかなり切迫しているようです。
皆さん「各エリアの冬季需給見通し」をキーワードでネット検索してください。
来年2月の東京の余裕は3.1%と結構厳しいことが書いてあります。
こんなカツカツの電力供給事情で電池自動車が増えたら、
需要が供給を上回って、また計画停電が必要となるかもしれません。
車を買いましたが電池が上がっていて走れませんという事が都会で現実化してきましたね。
しかしトラブルは都会だけじゃありません。
毎年豪雪地帯のドカ雪で道が塞がれ数十台が雪道に閉じ込められる事件が起きます。
ガソリン車は何とかガソリンを供給してもらい凍死を免れるだろうが電気自動車はどうなるのだろう。
電池の切れた電池車は風よけ雪よけになるが暖房はありません。
毛布なり配給され、山ほどホカロンをもらって耐え忍ぶことになります。
交通が再開してもバッテリーを使い切っていたらレッカー車待ちになります。
今日の格言は「いつまでもあると思うな親と電力」です。
コンセントにプラグを刺せば流れてくる電気にもっと注意を払ってください。
電気のみに頼る危険性を再認識してください。電気以外のものを上手に併用してください。
自動車はガソリン車が今でもこれからも有効です。住宅だってそうです。
オール電化の高層マンションの住人が電力逼迫の時どうなったか思い出してください。
暖かいが重い食料品を持って30階まで階段を上る自信はありますか。1日に何回昇降できますか。
ガスが来ていれば1日1往復で済むでしょう。オール電化なら1日2往復以上する必要があります。
車に話を戻すと電池自動車に移行してしまったら原発新設等、もう後戻りはできません。

地球温暖化の原因が二酸化炭素だけにあるという考え方は妄想です。
皆さん本気で温暖化の主因が二酸化炭素にある思っていますか。騙されていますよ。
COP26ではそのような発言がありそう錯覚させられていました。
一種の共同催眠状態だったのでしょうか。
二酸化炭素について本音を言ったら周りから袋叩きに合うと疑心暗鬼になった人達が会場にいただけ。
特にマスゴミは話題として真っ先に乗っかったhorse deer
物事は至極単純です。
地球温暖化の原因は熱そのものと私は思います。二酸化炭素の関与はあったとしても僅かでしょう。
何らかの形で発せられた熱がそのまま周囲の何かを温め回りまわって北極海や南極の雪を融かす。
無駄に発せられた熱が巡り巡って全地球に影響を及ぼした、それだけの単純な理屈だと思います。
本気で二酸化炭素が温暖化を引き起こすと思っている人たちは
森林の伐採を反対してください。山火事を早く消してください。

分かりやすい言い方でもう1回言います。電池自動車は電力が逼迫した時困ります。
電池自動車を買ったら一番寒い時期(2月)に車を動かせなくなる可能性があります。
ついでに言うと電池自動車を買ったら一番熱い時期(8月)に動かせなくなる可能性もあります。
こんな単純なことがわからない人が審査員に多くいるCOTYで
電池自動車がカーオブザイヤーに選ばれてしまいました。
私が審査員だったら電池自動車というだけで減点します。間違っても1位には選びません。
確かに今、日産はカルロス癌の治療後で弱っていて助け舟を出したくなる気になる。
判官びいきとなってしまったのかもしれない。

車関係のマスゴミに相当horse deerが多いことに気づいたトヨタは
COTY決定後の12月14日の発表で電池自動車を開発中だとプレゼンしました。
会場には車とおぼきモックアップを16台そろえた。
流石は豊田章夫氏だ。アホなマスゴミを騙すには16台の車輪がついた塊があればよい。
塊の中にはガソリンでもモーターでも水素でも何のエンジンが入っていてもかまわない。
今開発中の車のモックアップを並べマスゴミに電気自動車だと発表しただけのこと。
2030年には電池自動車を350万台作ると大風呂敷を広げたが本気でないのは明らかだ。
「その気になれば350万台作れる」というのが正確な表現だがアホなマスゴミには言う必要もない。
しかしこの会見のおかげで電池自動車に対し最も遅れていると陰口を言われなくなる。
章夫氏の本命は今でも水素だろう。環境を本気で考えるならば水素が最も理想に近い。

前回の替え歌は難しかったと思う。答え合わせ:辛島美登里さんのサイレント・イブ
今回のヒント:所々もとのフレーズを残したが、かなり変えたのでわかる人は少ないだろう。
紅白で歌われた曲です。豊田章夫社長の気持ちになって歌ってください。
うなじに触れた冬の切なさ
COTYの結果 思わず疑った
青い感じの息苦しさね
振り返らずに策を考えた 発表しよう
熱がある口元よ
マイク越しに伝わるはず
くやしさは情熱のもととなるのね
予定してる それだけじゃ何か足りない
バランスが危うくて さざめく会場 ah
説明を続けた わたし

電気じゃない 風につぶやく
聞こえないふりで お願い聞き流して
言葉の隅に息をひそめた
水素への気持ち 驚くくらい 向こう見ず
手のひらに爪を立て
横目して瞳覗く
プレゼンは どこかしら苦しみめいて
情熱がブレーキを外しにかかる
電気自動車は大嫌い 騒ぐ心は ah
自分でももう止められない
おとなしい社長じゃいられないほど
水素自動車が好きよ

くやしさは情熱のもととなるのね
予定してる それだけじゃ何か足りない
バランスが危うくて さざめく会場 ah
説明を続けた わたし