世界糖尿病デイと追突の物理
今日は何の日
世界糖尿病デイです。
11月14日(火)は世界糖尿病デーです。(ちなみに11月12日(日)~11月18日(土)は糖尿病週間です。)
102年前カナダのバンチング博士がインスリンを発見しました。
そして初めて1型糖尿病の子供の治療に用いられたのは101年前です。
そのバンチング博士の偉業を称え、バンチング博士の誕生日11月14日を
全世界で祝うのが「世界糖尿病デー」です。
その日は建物を青い光で照らします。それをブルーライトアップと呼んでいます。
神奈川県では昨年同様に県庁で行っていました。
何故かマリンタワーでは下の方だけ青色で上の方は青白い色でした。
東京では例年東京タワー、都庁などが予定されています。
11月14日(月)には夕方のニュース番組でブルーライトアップされた建物が映るはずです。(私は見ていない)
先日私の車が追突されました。これを物理現象として考察しましょう。
日常生活を支配しているのはニュートン力学(物理)です。
その中で運動量保存の法則を思い出してください。
皆さん1回くらいしたことがあるオシャレな遊びにビリヤードがあります。
ビリヤードでは白い球をはじき他の球に当てます。もし球が完全に真っすぐ当たったら
白い球は止まり、あてられた球が白い球の速度とほぼ同じ速度で動いたはず。
白い球の運動量が全てあてられた球に移るわけです。
これが運動量保存の法則の最も分かりやすい例だ。
球が剛体である為におきる現象です。もし自動車が剛体だったら
追突してきた自動車は一瞬で止まったはず。
追突された私の自動車は追突した車と同じ速さで動いたはず。
自動車は剛体ではないとしてもある程度の剛体ではある。
追突してきた自動車は一瞬でかなり減速したはず。
私の車は停止状態から弾き飛ばされて一定の速度を得たはず。
つまり、追突してきた車と私の車の距離は離れるはずだ。
しかし追突車と私の車の間隔は殆どありませんでした(くっついていました)。
腑に落ちない。物理法則に反する。
そして気づきました。
後ろの自動車に押し続けられたのだと。
つまり後ろの車の行動に問題があったのです。
ここからは100%推測だが恐らく真実です。
たぶん後ろの自動車の追突直前のスピードは大したことなかった。
後ろのドライバーが追突しそうだと気づき、あせってブレーキではなく誤ってアクセルを踏んだのでしょう。
だから私がフルブレーキをかけていても後ろから押され続けて速度が落ちず、
そのまま前進を続け前の車に当たり玉突き事故となったのだろう。
押され続けたから追突車と私の車の間隔は殆どなかった。
もう一つの物理現象。タイヤと地面の摩擦です。タイヤと地面の間に一定の摩擦が存在します。
車は平地だったら止まっています。ブレーキをかけ続けていたとして、
タイヤが止まったままの時の摩擦係数より車が動き始めた際の摩擦係数は低いです。
少し詳しく説明しましょう。
静止している物体にある一定以上の大きさの力を加えると、物体は移動を開始します。
移動を開始する直前の摩擦力を 「最大静止摩擦力」といいます。
その物体が動き始めても動き続ける間は、動きを妨げる力が働き続けます。これを「動摩擦力」と言います。
同じ重さの物体での場合 静止摩擦力 > 動摩擦力 です。
いくら私がブレーキを踏んでいても一旦動き始めてしまったら摩擦抵抗はガタ落ちだったという説明が出来ました。
世の中の現象は物理法則から免れることはできないということを見せつけられました。
もし私が追突する立場だったとして、もしアクセルとブレーキを間違えたとしても同時にクラッチを踏んでいますから
前の車を押し続けるなんてことはありません。たぶん玉突き事故にならなかっただろう。
皆さんオートマチック車で中途半端に事故を起こすより、マニュアルミッション車に乗りましょう。
最後に一言「水平対向6気筒のマニュアル車は世界でもレガシィとポルシェしかないないんだぞー!」
糖尿病外来では、「インスリン注射したくない」とか「インスリン注射をもう少し待ってくれ」と言われ続けているが、
こんなにはっきり効く治療なんて他にそう多くはない。もっとインスリンの有難さを皆さんに気づいて欲しい。
今年はインスリン発見から102年、初めて1型の小児に使われてから101年経っている。
当時のインスリン注射針は今の採血用の針ほど太くインスリンの濃度も薄く沢山注入しなければならなかった。
注射という行為自体もっと痛かったはずだ。今は昔に比べ凄く恵まれています。
今の注射針など痛さなどほとんど感じないだろう。この針を昔の人が見たら大変驚くだろう。
そして羨ましいと思うだろう。
世の中の現象は物理法則に縛られている。物理がどれだけ世の中の現象を説明しているか考えてください。
そして、理系の大切さ、研究の大切さに思いをはせてください。
前回は替え歌を書く暇がなかったが今日はいつものように作りました。
大ヒント:最近亡くなったこの歌手さんの代表曲
インスリン発見したのはカナダ人の
バンティング つかの間の
大学キャンパスで 動物実験
膵臓を取りだし精製して
ほかの犬に注射して 血糖が下がった
インスリンの発見
ああ 私の車が追突されて
後ろのバンパーが へこんで前もぶつかった
ああ 事故車になってしまったレガシィ
もっと運転気をつけてくれ
あなたの車は レガシィにぶつかり
前に滑って更に追突
無意識にブレーキを
気づいたらふんでいた
重なり合う 自動車
ああ びっくりした 身動きできたけれど
もっと運転 気をつけてくれ
ああ 警察呼んで 事故手続きしてくれ
もっと警察 早く来て欲しかった
ああ あなたに車を壊されて
もうしばらく レガシィに乗れない
ああ あなたの保険会社から
代車を借りて 運転している
世界糖尿病デイです。
11月14日(火)は世界糖尿病デーです。(ちなみに11月12日(日)~11月18日(土)は糖尿病週間です。)
102年前カナダのバンチング博士がインスリンを発見しました。
そして初めて1型糖尿病の子供の治療に用いられたのは101年前です。
そのバンチング博士の偉業を称え、バンチング博士の誕生日11月14日を
全世界で祝うのが「世界糖尿病デー」です。
その日は建物を青い光で照らします。それをブルーライトアップと呼んでいます。
神奈川県では昨年同様に県庁で行っていました。
何故かマリンタワーでは下の方だけ青色で上の方は青白い色でした。
東京では例年東京タワー、都庁などが予定されています。
11月14日(月)には夕方のニュース番組でブルーライトアップされた建物が映るはずです。(私は見ていない)
先日私の車が追突されました。これを物理現象として考察しましょう。
日常生活を支配しているのはニュートン力学(物理)です。
その中で運動量保存の法則を思い出してください。
皆さん1回くらいしたことがあるオシャレな遊びにビリヤードがあります。
ビリヤードでは白い球をはじき他の球に当てます。もし球が完全に真っすぐ当たったら
白い球は止まり、あてられた球が白い球の速度とほぼ同じ速度で動いたはず。
白い球の運動量が全てあてられた球に移るわけです。
これが運動量保存の法則の最も分かりやすい例だ。
球が剛体である為におきる現象です。もし自動車が剛体だったら
追突してきた自動車は一瞬で止まったはず。
追突された私の自動車は追突した車と同じ速さで動いたはず。
自動車は剛体ではないとしてもある程度の剛体ではある。
追突してきた自動車は一瞬でかなり減速したはず。
私の車は停止状態から弾き飛ばされて一定の速度を得たはず。
つまり、追突してきた車と私の車の距離は離れるはずだ。
しかし追突車と私の車の間隔は殆どありませんでした(くっついていました)。
腑に落ちない。物理法則に反する。
そして気づきました。
後ろの自動車に押し続けられたのだと。
つまり後ろの車の行動に問題があったのです。
ここからは100%推測だが恐らく真実です。
たぶん後ろの自動車の追突直前のスピードは大したことなかった。
後ろのドライバーが追突しそうだと気づき、あせってブレーキではなく誤ってアクセルを踏んだのでしょう。
だから私がフルブレーキをかけていても後ろから押され続けて速度が落ちず、
そのまま前進を続け前の車に当たり玉突き事故となったのだろう。
押され続けたから追突車と私の車の間隔は殆どなかった。
もう一つの物理現象。タイヤと地面の摩擦です。タイヤと地面の間に一定の摩擦が存在します。
車は平地だったら止まっています。ブレーキをかけ続けていたとして、
タイヤが止まったままの時の摩擦係数より車が動き始めた際の摩擦係数は低いです。
少し詳しく説明しましょう。
静止している物体にある一定以上の大きさの力を加えると、物体は移動を開始します。
移動を開始する直前の摩擦力を 「最大静止摩擦力」といいます。
その物体が動き始めても動き続ける間は、動きを妨げる力が働き続けます。これを「動摩擦力」と言います。
同じ重さの物体での場合 静止摩擦力 > 動摩擦力 です。
いくら私がブレーキを踏んでいても一旦動き始めてしまったら摩擦抵抗はガタ落ちだったという説明が出来ました。
世の中の現象は物理法則から免れることはできないということを見せつけられました。
もし私が追突する立場だったとして、もしアクセルとブレーキを間違えたとしても同時にクラッチを踏んでいますから
前の車を押し続けるなんてことはありません。たぶん玉突き事故にならなかっただろう。
皆さんオートマチック車で中途半端に事故を起こすより、マニュアルミッション車に乗りましょう。
最後に一言「水平対向6気筒のマニュアル車は世界でもレガシィとポルシェしかないないんだぞー!」
糖尿病外来では、「インスリン注射したくない」とか「インスリン注射をもう少し待ってくれ」と言われ続けているが、
こんなにはっきり効く治療なんて他にそう多くはない。もっとインスリンの有難さを皆さんに気づいて欲しい。
今年はインスリン発見から102年、初めて1型の小児に使われてから101年経っている。
当時のインスリン注射針は今の採血用の針ほど太くインスリンの濃度も薄く沢山注入しなければならなかった。
注射という行為自体もっと痛かったはずだ。今は昔に比べ凄く恵まれています。
今の注射針など痛さなどほとんど感じないだろう。この針を昔の人が見たら大変驚くだろう。
そして羨ましいと思うだろう。
世の中の現象は物理法則に縛られている。物理がどれだけ世の中の現象を説明しているか考えてください。
そして、理系の大切さ、研究の大切さに思いをはせてください。
前回は替え歌を書く暇がなかったが今日はいつものように作りました。
大ヒント:最近亡くなったこの歌手さんの代表曲
インスリン発見したのはカナダ人の
バンティング つかの間の
大学キャンパスで 動物実験
膵臓を取りだし精製して
ほかの犬に注射して 血糖が下がった
インスリンの発見
ああ 私の車が追突されて
後ろのバンパーが へこんで前もぶつかった
ああ 事故車になってしまったレガシィ
もっと運転気をつけてくれ
あなたの車は レガシィにぶつかり
前に滑って更に追突
無意識にブレーキを
気づいたらふんでいた
重なり合う 自動車
ああ びっくりした 身動きできたけれど
もっと運転 気をつけてくれ
ああ 警察呼んで 事故手続きしてくれ
もっと警察 早く来て欲しかった
ああ あなたに車を壊されて
もうしばらく レガシィに乗れない
ああ あなたの保険会社から
代車を借りて 運転している