コロナワクチンがらみの電話

9月に入ったばかりのころ、10月のワクチン配送の予定が変更になると横浜市から通達があった。
政府は10月末頃国民の7割近くに接種が終わるとみているようだ。
10月のワクチンの配送回数を減らすという通達があった。
11月はどうなのだろう?「いつまでも続くと思うなコロナワクチン」というわけですな。
まだ注射していない人は早く申し込んだ方が良い。当院も11月の予約は今のところ受けていない。
3回目のワクチン接種の話が取りざたされている今日この頃ではあるが、
数日前のTVにはシオノギやタケダの国産ワクチンが取り上げられ、
今日も国産の点鼻ワクチンが大きくTVで取り上げられていた。
3回目は国産メーカーも準備できたと各社がアピールしている。
卒業旅行でGASUがアメリカに呼ばれているが、お土産は3回目のファイザーワクチンなんだろうか。
ファイザーだって黙ってはいない。現行型のワクチンは変異型に弱いと知れ渡っている。
とっくに改良型ができているだろう。今頃イスラエルでは治験中だろうと私は推測する。
ファイザーは現行型の値下げと改良型の2通りで売り込んでくるに違いない。
GASUには判断力がないと思われているのだから、カモネギと思われているに違いない。
行く前に国産ワクチンの状況を確認してください。でないとファイザーに契約させられてしまうよ。

ある電話がかかってきました。
「会社からコロナワクチンをうつよう言われたが、打ちたくないのでそういう証明をしてほしい」
ワクチン推進派の私に真逆の事をしろという。感情的な部分は置いておくとして、
こういう時は感情を排し、医学・医療をベースに理性(理屈)で返答する。
私はワクチンの大規模接種会場にも協力していて月1回お手伝いをさせてもらっている。
その問診のつもり(うちたくない人は会場には来ないんだけどね)で話を聞くことにした。
ある種の皮膚アレルギーがあるから注射は怖いのだと言った。
この程度では注射をしないという理由として根拠薄弱だ。
私が接種会場でどう答えてきたかという判断基準を電話の相手に説明した。
大規模接種が始まったころから皮膚アレルギーの人達にも注射をしてきた。
最初は念のため注射後長めで(30分にして)経過観察した。
しかし今では皮膚アレルギーの場合も、他の方と同じく経過観察を15分にしている。
この基準からすれば注射しない理由にならないと説明した。
また、確かカナダでは医療従事者でワクチン注射をしない人は首になると決まったことも知らせた。
この電話の人の場合医療面からでは接種をしない理由にならない。
自ら会社に直接注射したくないと話し、会社と直接相談すべきであると伝えた。
最後に私の判断基準と違う人がいてあなたと同じ意見の人がいたらそう判断してくれるかもしれない。
そういうDrを探してくださいと答えた瞬間に電話を切られた。
礼節をわきまえた人なら「そうですか。すみませんでした」などと答えて電話を切るのだが。
失礼な人が増えた。本人が言ってほしいことを言わないと途中で電話を切るのはGASU並みだ。
親身になって現実的判断を教えてあげたのに。
この人には注射したくない他の理由があるのだろう。医療を使ってそれを正当化しようとした。
とっくにお見通しだ。本心を言わないなんてズルイよ。
多分ワクチンが体に良くないという与太話を信じているのだろう。
そしてコロナにかかってから後悔するのだろう。副作用が残っても重症化しても自己責任だよ。
注射するのとしないのと、どっちが得かよーく考えてみよう(わかる人は笑ってください)。

新型コロナワクチンの予約者は当日皆来ていましたが、ついに来院なし連絡なしがあらわれました。
その人は当院にとっては電話で予約を取った一見さんです(一度も来院していません)。
当日5回くらいその人の携帯電話を鳴らしましたが電波の届かないところにいるが電源が入っていない
との返事ばかりでした。来ないつもりで携帯の電源を切っていたのだろう。全く繋がりませんでした。
結局その日はワクチン一人分が無駄になりました。
当院に対する迷惑はともかく、その人が申し込まなければそこに1枠空いていたことになるのだから、
早くうちたい他の接種希望者に迷惑をかけたことになる。
費用だってタダじゃないんです。国が製薬会社にお金を払っているんですよ。
そして色々な手間(経費)がかかってワクチンは届いています。
こんな人からは駐車違反の罰金のように国に治める形で罰金を取った方が良い。

ある電話がかかってきました。当院でワクチンをうつ予約をしたそうなのだが、
ファイザー製のワクチンが怖いので他のワクチンに変えられないか聞いてきた。
ファイザーワクチンの副作用が怖いと他人にそそのかされた様です。
迷惑な話だ。予約がとれていない人のやっかみだろうか。友人は選んだほうが良い。
国からも広報が出ている。ファイザーのワクチンは他のもの比べ比較的良いという情報が多い。
今どき自分で調べず得体の知れない嘘の情報源や自称友人を信じるなんて。
結局この人は注射前日にキャンセルの電話をかけてきた。

ある電話がかかってきました。
もともと当院では二俣結構、その代わり他でうつことが決まったら必ず連絡くださいと言ってあった。
自分は別のところで接種できたので、当院でのワクチン接種の順番を別の人に譲りたいとの電話。
この類の電話は今迄に4~5回かかってきています。
大規模会場の予約で同じことを言ってもダメと断られるだろうけど、当院のような個別接種なら
私の一存でイエスノーを決めてよい範囲です。良いですと即答します。
そのかわり、接種希望の人から直接当院に電話をかけてくるよう話します。
当たり前だよね。その人がキャンセルしたくなった時、もしくは来なかった時、
その友人の当院での立場がなくなることも気づかずにドタキャンする人がいるからです。
直接予約をきいておけばそんなことはなくなる。
いつものことだが、横浜市から極力無駄が出さないようにと何回も通知が来ています。

前回のもと曲名は「まちぶせ」でした。
今回の曲は2番が全部英語なので全部変えるのは大変だから1番だけ替え歌にしました。
普通の曲は定位と言って、どこら辺にどんな楽器の音が出るという感じでステレオになっているが、
この曲は故意に定位をぼかしエコーも強くかけ広がって聞こえるような特殊なアレンジになっている。
ヒント:もと曲は「金曜日の〇〇へ」の主題歌
もしも電話が つながるなら
来れるかどうか きいてみる
来れないときには キャンセル電話くらい
かけてきてよ 社会人なら
Dialing I want you 知りたくて
中途半端な状態が 不安になるのよ
迷子のように たちすくむ
あなたに早く 来てほしくて
ダイヤル回した 手を止めた
I'm just a doctor
Calling you