エヴァと緊急事態宣言
今月の金曜ロードショウでエヴァンゲリオンを放送していましたね。
映画で日本政府が「緊急事態宣言」を何回か発令しました。
笑ってしまいますね。使徒に第三新東京が制圧されたらサードインパクトで人類滅亡となるそうです。
かたや現代日本では。A内閣で"使徒"不明金があったり、お友達関係含め複数回インパクト、官僚の自殺、強行採決など、インパクトは10回くらいありました。でもA内閣は滅亡しませんでした。
居座り続けたA首相はその後脱落しました。
痕を継いだGASU内閣の「緊急事態宣言」が異常に遅く、例えるなら使徒が第三新東京の装甲板を攻撃し深い穴があき半分以上貫通してから「緊急事態宣言」を出すぐらいの遅さでしたね。
宣言が出なくてもエヴァは出撃し戦い続けています。戦うためのスペースも金も尽きかけ(確保!を参照)、もっと困ったことにネルフの職員は疲弊の極みとなってしまった。そして外出する20代の人たちの見物人が多くエヴァは戦いに苦慮している。といった状況です。
買い物
最近体温を書いていませんが36.1~36.5に収まっています。(1回だけ36.5がありました。)
「2度目のウィルス検査が陰性だからと言って完全フリーの行動はしない。
2週間ほかの人との接触を最小限にする」と決めていましたが、あと2日で期間は終わります。
買い物といっても食品です。雨の中スーパーマーケットに午後8時過ぎに行きました。
買い物をする際でも気を使って、買うつもりの物の前を1回通り過ぎ
2度目にさっと買うようにして長時間1か所にとどまらないようにしています。
お弁当の種類も選べませんが今のところは残っているだけで良し(でなければ冷凍食品になる)としています。
注射針の太さ
久々にインフルエンザワクチン接種をおこないました。今回のお題は注射針の太さです。
新型コロナの予防注射の動画を頻繁にTVで見かけますが、いずれも長い針を根元まで刺していますね。
あの打ち方は筋注です。
まず、どんな注射手技があるか解説しましょう。
普段行われる注射手技は皮下注、筋注、静脈注射(点滴含む)です。(勿論もっとありますよ)
針先が届きどの部分に薬液を入れるかで名前がついています。
皮下注とは皮下脂肪の部位、筋注は筋肉内、静注は静脈内に薬液を入れます。
針の太さを各ホームページで調べてみたものの、小数点桁2目の数値はバラバラでした。
当院で使用している針のラベルを見て直径を書きます。
22G:0.70mm<採血・静脈注射用>
26G:0.45mm<皮下注(・筋注用)>
29G:0.33mm<皮下注専用の針付き注射器の針>
34G:0.15mm<インスリン注射用のナノパスニードルⅡ>
上記のようにゲージ(Gのこと)の数が多い方が細いです。
人間の髪の毛の太さも調べてみましたが、日本人の場合0.08mmと欧米人より太いのだそうです。
でも中には0.15mmの人もいるようなので髪の毛が太い人と同じくらいの太さ(細さ)の針がインスリン用の34Gだということになります。
上記の数値は外径なので、その内側が空洞になり薬液が通る仕組みになっています。
血管に針を刺して採血・注射・点滴などをするにはある程度多くの液量を流さなければなりません。
勿論太い方がたくさんの薬液を流しやすいですので、採血や静脈注射の際に太い針が選ばれます。
献血に行ったことがある人は思い出してください。
「え?こんなに太い針で刺すの?」と思いませんでしたか。
赤血球が針の中を流れる時に壊れてしまわないよう太めの針を使っています。
たぶん18Gくらいだったかな。
確保!
コロナ第三波が来てしばらく経ち年末になる前の12月中旬までのことを思い出してください。
今でこそ新型コロナ患者さんの入院患者さんを受け入れると〇〇万円出すと各知事が言っていますが、それまでは、つまり昨年12月年末直前までは、病院経営について一顧だにされなかった。職員に出す協力金が少し出ただけで病院に対し国や自治体は金を出しませんでした。12月に協力金というのが開始されたが必要な額より2桁(ひょっとしたら3桁)少ない金額です。
病院経営を考えてみましょう。例えば1000床の病院にコロナベッドを50床あけろと知事が簡単に言ったとします。
ある程度大きな病院は通常空きベッドを50などあるはずありません。そんなことをしたらあっという間に赤字に転落するからです。公立病院といえども(まして私立病院は)お金の出入がある以上、黒字か赤字になるわけですが、「空きベッドを作れ」という発言は「赤字になれ」ということです。
知事が各病院に無理強いして〇〇ベッド確保したと偉そうに話す姿を見てましたが、その実態を知る人はほとんどいないでしょう。各知事は病院を踏みつけにしてベッドを確保しているのです。
「確保?」されたベッド=空き室により病院の赤字が拡大するなか、コロナ患者が通院するであろう病院は外来患者が激減し、外来収入が再び落ちこんだのが昨年12月です。さらに年末から今年にかけコロナベッドが急に埋まり病院経営が一息付けたと思ったあなた。そんなに甘くありません。
ICUでのスタッフの必要人数はコロナの場合通常の3倍の人数が必要と言われています。3倍の人件費が必要であっても保険医療では1人分でしか支払われません。病院は空床でも赤字、ベッドが埋まったら赤字というのが現状です。保険医療だけであればコロナ患者を受け入れれば受け入れるほど赤字幅が広がることでしょう。昨年末から知事が具体的にいくらいくら出すといい始めたので、ここ数週の収支は改善されるでしょうが、各病院の累積赤字がどうなってしまったか心配です。
単三電池
ここ数日間に単三電池を使用している複数の機器が次々と切れたり止まったりしました。
単三の予備が少なかったのに急に単三ばかり必要となりました。
途中まで入れ替えましたが、残りが3本となったところで入れ変えるのをやめました。
診察室の壁時計も止まりましたが入れ替えていません。
ほかの機器で急に2~3本必要になった時、すぐ使えるよう買いに行くまでの間我慢しています。
明日こそは電池を買いに行こう。
単三、単四というと思い出すのは最近の自己血糖測定器のほとんどは単三、単四あるいは充電式に切り替わったということです。
東北大震災の際にボタン電池が手に入りにくかったので各メーカーが切り替えました。